あ行〜か行

         


あいづ】 あの人 あれ
あうぇに】 たまに 時々
あおのろし】 青大将
あがす】 灯り
あがたあんすじゃ】 ごめんください。来ました。(※「が」鼻濁音)
あがっておじぇ】 おあがりください。(※「が」鼻濁音)
あがりっぱ】 上がり框(※「が」鼻濁音) 
あぎぇ(あげ)】 赤い
あぎここつ】 少し飽きてきた
あぎた】 あご(※「ぎ」鼻濁音)
あぐ】 灰
あぐで】 悪態 悪口
あぐど】 かかと
あげ(ん)ず】 赤とんぼ
あげつば】 家庭残飯を捨てる場所
あさま】 朝方
あしぇっこ(あせっこ)】 ご飯のおかず
あしぇる】 合わせる
あしかた】 足跡
あじ(ず)だす】 思い出す
あすた】 明日
あせくせ】 汗くさい
あだはる】 仇をはる
あだぶ】 荒振る舞い 乱暴
あだりほどり】 周囲 周辺
あだりめ】 当たり前
あちこど(あんつこど)】 心配事 案じること 案じ事
あっちゃ】 あちら
あっぱ】 母 
あどくやみ】 後悔
あどまる】 後に回る 最後の方になる
あばぃぇ】 さようなら さらば
あにょめ】 兄嫁
あねこ】 娘 女の子
あねさん】 お姉さん 兄嫁 おじょうさん
あのな】 あのですね
あぶりご】 焼き網
あべ】 行こう
あめくせ】 ものが傷んだ臭いがする
あめる】 ものが傷む
あらがだ】 大方 ほぼ
あらみ】 表通り
あれぇもの】 洗いもの 洗濯物 使い終わった食器など
あんたに】 あのように あんなに
あんぶぐ】 あぶく 泡
あんべ】 具合
あんや】 あらまぁ


いえまち】 怪我
い(え)ずくて】 きまりが悪い おさまりが悪い
い(え)だます】 もったいない
い(え)がった】 良かった
いぎえ】 勢いが良い
いぎがる】 生意気
い(え)げすかね】 いけ好かない きわめて好きじゃない
いさばや】 魚屋
いしぇとり】 卵を抱く
いしぇわらす】 ひねくれた子ども
いしょがす】 忙しい(※「が」鼻濁音)
いっしぎ】 ことごとく 全部
いったまだ】 たちまち あっという間に 一度に
いっとぎま】 少しの間
いっぱだ】 気儘 自分勝手
いっぺぇ】 たくさん
いづくされ】 意地悪 意地悪な人
いづだり】 悪いタイミングの時
いで】 痛い
いらいやつ】 偉い人


う(お)ざねはぐ】 苦労する
うすろけし】 裏返し
うすろこ(く)ど】 後頭 
うそこぎ】 嘘つき
うだで】 鬱陶しい
うな(が)】 あなた お前 君(※「が」鼻濁音)
うなど】 あなた方 お前さんたち 君たち
うめぇ】 美味しい
うめもの】 美味しいもの
うるがす】 浸して置く
うるだぐ(うろでぇぐ)】 慌てふためく 急ぐ
うんず】 宵っ張り
うんだ】 そうです
うんと】 たくさん
うんにゃ・うんにぇ】 いいえ


】 家
】 良い
えあんすじゃ】 よろしいですよ
えぇそうぐれ】 御愛想 愛想をふりまく
えぇふりこぎ】 格好つける 格好つけた人 良い人ぶる
えぇが・えぇごど・えがべ】 いいですか・いいですね・良いでしょう
えがぎ】 画家
えぐ】 行く
えぐね】 良くない
えぐね】 家の周りに植えた暴風のための木 その周辺のこと(※「ぐ」鼻濁音)
えげる(えぎぇる)】 会う 行き会う
えンず】 気持ち悪い しっくりこない
えしぇる】 拗ねる
えずぐ】 吐く 吐き気を催す
えだった・える・えね】 居ました・ 居ます・居ません
えづくる】 いじくる もてあそぶ
えづくって】 気持ち悪い ぴったり来ない きまりが悪い
えっくれ】 いい加減に
えっつに】 当の昔に
えっとり】 合どり
えっぺぇ】 たくさん
えでっこ】 相手方
えでかがる】 得意分野
えどし】 身内どうし 同級生
えな(えなさん)】 お兄さん お婿さん 若旦那さん
えばる】 威張る
えま】 今
えまっっちゃ】 良いよ
えぇます】 良いです 良いですよ
えのめ】 家の前
えらすぐね】 小憎たらしい
えんつこ】 昔赤ちゃんを入れていたわらで編んだ籠
えんだ】 良いでしょう


おえる】 生える
おおや】 本家
おが】 母
おがし】 お菓子
おがす】 おかしい 滑稽 怪しい 不思議
おがだ】 貴人(偉人)の妻 他人の妻 御方〔おんかた〕
おごぅご】 漬物 香の物
おがる】 大きくなる 成長する(※「が」鼻濁音)
おきっこ】 燠
おざねぇ】 溜息(※古くため息のことを「おざねぇ」と言っていた)
おざねぇはぐ】 ため息をつく 苦労する 難儀する
おしょす】 恥ずかしい
おじょる】 推し寄る 避ける
おしぇろ】 教えてください
おしゃぇる】 おさえる
おせぁっこ】 鬼ごっこ
おそべ】 口笛
おだず】 はしゃぐ
おだえもつ】 お金 金銭
おづげ】 味噌汁
おづげ】 使い 招待
おっかね】 怖い
おっかながる】 怖がる
おっけす・おっける・おっけった】 ころばせる・転ぶ・転んだ
おっぱ】 尻尾
おっぱずぐ おっちよる】 折る
おどげ】 あご
おどぎゃる】 突然の「喝」で物事を治める 鎮圧の声(※落ち返るの転訛) ふらつく考えや迷いを一喝
 →【雷がおどぎゃる】 雷が落ちる
おごらみ】 おもらみ 風格 貫禄(※「ご」鼻濁音)
おでれ】 おいでなさい
おでってくね】 おいでください
おでってくなんせ】 おいでになってください
おどげる】 ひょうきんなことをする
おどでな】 一昨日
おどどし】 一昨年
おどっつぁ】 父 おやじ=おど
おにゃ】 お庭 外庭 表庭
おはえなす おはよござんす】 おはようございます
おびぐ】 轟く
おふるめ】 御振る舞い 宴会
おべだ】 知っている 覚えた
おぼっこ】 おぼこ
おもやみ】 思い悩み
おらほ】 私の家 私の方
おれ おら】 私
おめ】 あなた
おもしぇ おもすれ】 面白い 嬉しい
おもで】 重い 重たい
おやがだ】 兄
おんず】 次男以下の男兄弟
おんば】 長女以外の姉妹
おんずさん】 おじいさん
おんちゃ・おんつぁま】 おじさん


がおる】 疲れる
かが かっちゃ】 妻 母
かがる】 襲いかかる
がぎ】 子ども
がぎゃんど】 子どもたち
かぐす】 ポケット
かぐれがっこ】 かくれんぼ
かご】 桑の実(※「ご」→鼻濁音) 
かさっこ】 椀の蓋
がしぇっこ】 元気 勢い
 →【がしえっこね】 元気がない
かしぇぐ】 稼ぐ 働く お金を儲ける(※「ぐ」鼻濁音) 
かしぇる・かしぇろ】 食べさせる・食べさせろ
→【かしぇね】 食べさせない
かじぇる(かぜる)】 数える
かしぎ さがし】 炊事 (語源は炊〔かし〕ぐ)
かしけ】 賢い
かだごど】 堅い まじめ 正直
 →【かだごどな人】 堅物
かだづぐ】 結婚する
かだひた】 片一方
かだま】 片馬→一駄の半分
かだる】 加わる
 →【かでる】 加える
かっこむ】 口にかきこむ
かっきね】 限度がない 限りがない
かったず】 支度する
かったぐる】 掻きたくる 擦り剝く
かっちゃぐ】 ひっかく
かっつぁ】 原形のまま 磨かない 加工しない 軽い
かっつぐ】 追いつく
かっとす】 追い抜く
かっつぁらう】 奪い取る
かっぱずれる】 欠きはずれる
かっぱれとる】 足をふみはずして泥水などに足がつかってしまうこと
かっぱとる】 かっぱれとるとおなじ
かっちゃます】 ひっかきまわす
かでみし】 大根 菜っ葉などを入れたご飯 
かばね】 身体
かながら】 鉋殻〔かんなから〕 木材に鉋をかけた時に出る屑(※「が」鼻濁音)
かにする】 許す
 →【かにしてけろ】 許してください
 →【かにすね】 許さない
かね】 食べない
かぶづぐ】 かぶりつく
かます】 掻き回す
かまど】 分家(本家から煮炊きする竈を分けたことから)
かまどけす(し)】 破産する 竈〔かまど〕を返す 破産した人
かまる】 臭いをかぐ
かみげす】 噛み返す
かみてす】 紙の無駄遣い
かむな】 構わないで そっとしておいて
からがく】 絡〔から〕げる 括〔くく〕る
からげ】 擂鉢 素焼きの土器
からこしゃぐ】 余計なお世話 差し出口
からしばれ】 雨が降らない日でひどく寒いこと
からせづね】 うるさい
かんげる】 かじかむ
がんじょ】 丈夫 頑丈
かんだじ】 雷雨 急に降る雨 夕立
がんた】 雁の首 雁の頭 似ていることから亀頭
かんつける】 人に擦り付ける 他の人のせいにする


きかね】 聞き分けが無く自分本位で意地が強い
きかんぼ】 聞き分けの無い腕白坊主
きぎ】 杵〔きね〕(「ぎ」鼻濁音) 
きこばた】 落ち着きが悪い 動きすぎる きりミミズのような動き
きしねつき】 米搗〔こめつ〕き
きたてる】 飲み干す
きたんちゃ】 ごめんください おじゃまします
きぢげ】 きちがい
きづげぇぁする】 気遣い、心配する
きっかけ】 畑仕事で野菜を植えるときなどに土を寄せたりする仕事
ぎっくらせんき】 ぎっくり腰(「ぎっくら疝気」)
きったぎる】 苛立って物や物事を寸断する ぶったぎる(※「ぎ」鼻濁音)
きっつ】 米櫃〔こめびつ〕
きづめって】 冷ややか 窮屈 厳しい
きてぇだ】 不思議だ 変だ 正常でない
きどごろね】 寝床以外のところに服を着たまま寝ること(「着処寝」) うたた寝
きびっちょ】 急 
きへぁわり】 気分が悪い
きぺんこ】 鉛筆
きまる】 終わる 解決する 一巻の終わり
きむぎっちょ】 気難しい むきになる
きむんちゃぐ】 へそ曲がり
きもどがし】 歯がゆい じれったい
きもやげる】 苛立つ 気をもむ
きゃっちゃ(けっちゃ)】 逆さま 裏返し あべこべ
きゃんど(けんど)】 街道
きゃな(けな)】 腕
きゃね(けね)】 劣る 弱い 役に立たない(「甲斐がない」)
ぎゃぁら】 いきなり 不意に 突如(「行ぎょう成り」)
ぎゃらぎゃんず】 騒ぐ者たち 煩わしく騒ぐ者たち(ヒタキ科の鳥アシキリが 団でぎゃァぎゃァ騒ぐ様子から来た擬態語) 
ぎゃらご(げらご)】 蛙の子 オタマジャクシ
ぎゃり(げり)】 回 度(回り又は返りからきている)
 →【ひとぎゃり】 一回
きょねな】 去年
きらず】 豆腐の搾りかす
ぎりすべ】 交際上の義理
きりせんしょ】 米の粉を練って作ったおやつ
きんな(きんにゃ)】 昨日


】 食べる
くーでぁ】 食べたい
くーもっしぇあ】 食べてください
くった】 食べた 食べました
ぐえ】 具合
くえる】 蓋をする 閉める
くぐち】 くどい (※「ぐ」鼻濁音)
くされ】 悪い(例:腐れ者 くされ童〔わらす〕)
くしぇ】 臭い
くづ(ぢ)はび】 マムシ
くせやみ】 つわり 癖病み
くただ】 わら屑など
くたばる】 死ぬ
くたびれる】 疲れる
くぢびら】 くちびる
ぐづめぐ】 愚痴を並べる 小言を言う
 →【ぐやめぐ】 グダグダ言う
くど】 竈〔かまど〕
くられる】 叱られる
くらすま】 暗がり
くるす】 苦しい
ぐるげ】 周り 周囲(「げ」鼻濁音)
くるまる】 包まれる
くれぇてす】 大食い たくさん食べること
くろ】 畦
くろこぶし】 くるぶし
くっちゃべる】 無駄な話を話し続ける
くべる】 焚く 燃やす
くね】 ください
くさむすり】 草取り
くせもんだ】 おかしい人 変な人
くぴた】 首


】 食べてください
】 痒い
けあし】 鳥の糞など
けぁもぢ】 そば練などの類
けいはくかだり】 へつらいを言う
けぇぐりへぇぐり】 何回も
けぇね 】 足りない 劣る
けがじ】 凶作
けじょうげ】 結納の品
けす】 返す 帰す
けず】 これ この人
 →【けずら】 これら
けすと】 休憩 タイムの反対語 始め 開始
けずな】 良くない
 →【けずなされ】 足りない 悪い奴め
げそげそ げそっと】 関係ないふり 知らないふり 何事もなかったように
けづがる】 居座る 居やがる
けっけろ】 松ぼっくり
けっちゃ けっちゃむぐれ】 逆さま
けっぷり】 気配 様子
けっつ】 お尻
けでくね】 ください
けな】 腕
けなり】 羨ましい
けぱ】 ほうの葉
げふり】 げっぷ
けやすめる】 卑しめる 位を低く る
けら】 蓑
けろ】 ください
げらご(げゃらご)】 蛙の子 おたまじゃくし
ける】 差し上げる
けんけなぐり】 片足飛び
げんだ】 変だ 申し訳ない 恥ずかしいと気持ちで使うこともある
げんだが】 毛虫
けんちょううま】 乱暴な馬
けんど】 県道


】 おいで 来なさい
こいず】 これ この人
こが】 桶(「が」鼻濁音)
こきたね】 汚い
こぎる】 値切る(「ぎ」鼻濁音)
ごぐつぶし】 怠け者
こげにする】 馬鹿にする
こげら】 鱗
こごぇら】 このあたり
こごなり】 塊(「ご」鼻濁音)
こじゃす】 こじらす
ごしゃげる】 腹が立つ
ごしゃやぐ】 怒る
こ゚だぐきり】 無駄話
こいげらがす】 怒らせる
こえ】 疲れる】 疲れた
こったに】 こんなに このように
こったりね】 少し りない 不足 未達成 少し劣る
こっちゃこ】 こちらに来なさい
こっちょがす】 くすぐる
こっちょごって】 くすぐったい(「ご」鼻濁音)
こっぱ】 木の削りかす
こったばき】 おう吐物
こっちゃ】 こちら
ごっつぉ】 ご馳走
こでぇる】 耐える 我慢する
こでぇる】 答える 応ずる 強く感じる
こでられね】 耐えられない 我慢できない 素晴らしい
ごで】 主人 ご亭主
こどかぐ】 不足 気の毒 かわいそう
こどけだ】 かわいそう 気の毒
こなさせ】 産婆
こなづばり】 田植えの手伝い 稲の苗を配分する人 田植えの時に目印をつける時の作業
こねだ】 この間 
このぶんこ】 こんな少し これっぽっち
このじゅあ】 この頃
ごしぇっぱらげる】 腹が立つ
こばがたれ】 少しバカな人
こびはだぎ】 垢落とし
こびり】 おやつ 朝昼晩の三食の間の間食 小昼
こぶせ】 子を庇う 子を防ぐ
こぶら】 ふくらはぎ
こぶらけす】 ふくらはぎのけいれん
こまざれ】 土を均〔なら〕したりゴミを めたりする道具 大きな熊手 小間竹杷〔こまさらい〕
ごみる】 濁る
こまけ】 細い 細かい みみっちい しみったれ(=【こめぇ こんめ】)
ごんけ】 威張る 自慢話 大きな話
ごんけはぎ】 威張り散らす 威張り散らす人
こんさま】 この様〔さま〕 このような
こんたな】 このような
ごんど】 塵 木の葉やわら屑のようなもの
こんび こび】 焦げ付いたもの
ごんぼ】 ごぼう くどい人や管を巻く人 面倒な人のことを言う  泣き虫のこども
ごんぼぬぎ】 ものや人材を選び抜く 競走中に一気に追い抜く
こんまり】 こじんまり ささやか 控えめ